獣害対策の基本は、野生動物にとってよい餌場で無くすこと
集落や農地で獣害が発生するということは、その場所が野生動物の餌場になっているということです。
獣害対策の基本は、集落や農地を「良い餌場でなくす」こと、つまり、野生動物にとって、(1)餌が少なく、(2)苦労が多く、(3)危険も大きい場所にすることです。
【良い餌場でなくすための基本5項目】 |
(1) 餌をなくす:目的をなくす。特に被害と感じない餌(収穫残渣など)をなくす。 (2) 柵で囲む:寄せ付けない。防護柵により侵入できなくする。 (3) 居心地を悪くする:環境改善。見通しを良くし、潜み場所をなくす。 (4) 追い払う:野生鳥獣に痛みや恐怖を与える。危険な場所とする。 (5) 捕獲する:捕まえてしまう。 |
重要なのは、これらの対策を地域の状況に応じて効果的に取り組むことです。被害を受けている住民自らが対応することはもちろん、個人ではなく集落機能を生かした集落ぐるみで取り組むことにより、集落、農地を野生動物の餌場でなくすことです。
獣種別被害防止パンフレット(シカ) (
PDF形式・2,066KB)
獣種別被害防止パンフレット(クマ) (
PDF形式・2,443KB)
獣種別被害対策パンフレット(サル) (
PDF形式・2,909KB)
獣種別被害対策パンフレット(イノシシ)(
PDF形式・2,612KB)
獣種別被害防止パンフレット(アライグマ) (
PDF形式・2,780KB)
![]() 餌場へ通うシカ道 |
![]() 餌場にされた畑(イノシシ) |
![]() 餌場にされた果樹園(クマ) |
![]() 餌場にされた庭(サル) |