すっかり集落に執着してしまった野生動物から農作物を守ることは、簡単ではありません。執着した個体は捕獲することも重要です。
漫然とわなを仕掛けても簡単には捕獲できません。ポイントを押さえて野生動物との知恵比べで捕獲します。
野生動物の捕獲には免許や許可が必要です。市町役場や地域の捕獲班と十分に調整して合法的に取り組まなければいけません。
【ワナ捕獲のポイント】 |
(1) 被害対策のための捕獲は、はこワナ、囲いワナが比較的取り組みやすいです。 (2) ワナの設置場所は、人間の都合より野生動物の動きを優先させて決めます。 (3) まずは、餌付けをして野生動物の警戒心を解かせることが大切です。 (4) ワナの奥まで入るようになってから、トリガーをセットし捕獲します。 (5) イノシシの場合は子供だけを捕らないように、引き線の高さなどを工夫します。 |
集落に執着した個体を捕獲しても、集落や農地が良い餌場である限り、次々に新しい執着個体が発生します。捕獲だけでは解決しないことにも注意してください。
みんなができる箱わなと囲いわなによるシカの捕獲(
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新型シカ捕獲装置マニュアル(ver.2) (
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箱わなによるシカ・イノシシの効率的な捕獲 (
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箱わなによるクマの誤捕獲防止 (
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野生動物対策におけるスマートセンサーの活用(パンフ) (
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![]() はこワナ |
![]() 移動式囲いワナ |
![]() ワナの設置場所イメージ ![]() 十分に餌付けができたらいよいよ捕獲 |