野生動物が集落や農地にやってくるのは、餌を食べるためです。
人間にとっては、農作物を食べられると被害になりますが、食べられても困らない餌もたくさんあります。
食べられて困る農作物だけを守っていても、食べられても困らない餌があると、知らない間に野生動物を引き寄せてしまいます。
【食べられても困らない餌を少しでも減らす】 |
(1) 収穫残さ:ハクサイやキャベツの外葉、取り残しのダイコンなど (2) 生ゴミ:土作りのために畑に撒く生ゴミなど (3) 放棄果樹:収穫せず放ったらかしの、カキやクリなど (4) ひこばえ:稲刈り後にはえてくるひこばえ、二番穂 (5) 冬場の青草:冬場の山に青草がないときの、田んぼや畦に生える青草 |
食べられても困らない餌を少しでも減らすことが、「良い餌場で無くすこと」につながります。
無意識の餌付けをなくす(
PDF形式・613KB)
![]() 取り残しのハクサイの食害 |
![]() 放置されたカキの実 |
![]() 投棄された作物残さ |
![]() シカに食べられたひこばえ(枠の外) |